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2021.07.09

高気密・高断熱

先日、気密について解説させていただきました。住宅性能において気密とセットで考えるのが断熱です。どちらが劣っていても高性能住宅とは言えません。

今回は断熱について解説させていただきます。

断熱とは冬は暖かい熱が逃げてしまい、夏は外から室内に熱が入ってきてしまう。この熱の出入りを断つのが「断熱」です。

断熱性能はUA値(外皮平均熱貫流率)で表され、省エネ、ZEHの基準となるのがこの数値です。建物の外皮である外壁、屋根、床、開口部などからの熱の逃げやすさを表します。建物内外の温度差が1℃の場合、部位ごとの熱損失量の合計を外皮等の面積の合計で割った値。値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能が高くなります。     地域区分(全国を8区分に分けている)毎に基準値が定められています。UA値はC値のように測定して値が出るものではなく、計算式に基づいて算出されます。

気密・断熱性能を高めると建築コストは間違いなく上がります。そのことから二の足を踏んでいる人も多いかもしれません。しかし冷暖房効率が上がることで光熱費を抑えることができたり、温度差による健康リスクを減らせたり、結露を防ぐことにより住宅を良い状態で維持することができてメンテナンスコストの軽減に繋がったりと、気密・断熱性能を高めるメリットは大きい。建築費だけで判断するのではなく、冷暖房を含めた*「ライフルサイクルコスト」で考えることが大切です。

家づくりをする時、まず「こんな外観で。こんな間取りで。」と、お洒落な雑誌を見ながら夢を膨らませるのが一般的だと思います。決してそれが悪いわけではありませんが、目に見えない部分は後から手をかけることは容易ではありません。目に見えない部分にこそ手をかけていただきたいと思います。

「長く、安全に、健やかに住み続ける」ために・・・。

*ライフルサイクルコスト・・・家を建築する時にかかる建築費などのイニシャルコスト(初期投資)、住み続ける間にかかるエネルギーコスト、建物維持や修繕にかかるメンテナンスコストを合わせたもの。

 

 

 

 


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